恵文社POP UPイベント

2023年10月25日水曜日

恵文社POP UPイベント
- PINT京都 presents -
10/28(土)-11/10(金)
会場:恵文社 生活館 11:00-19:00  <10/29(日)、11/4(土)の食事・カフェイベントは恵文社コテージにて>

3回目となる、恵文社でのPOPUP。今回は、秋冬らしいユニセックスのものを中心に、服とレザー製品のみお持ちします。


野生皮革のレザーブランドSix coup de foudre、自社製品の修繕・染直しから買取まで行うMITTAN、1サイズユニセックス展開で全て一人で製作を手がける木間服装製作。独自の視点とスタンスで製作をする作り手たち。服やものから、素材や作り方にも興味を持っていただけたら嬉しいです。
今回、この会期中に「ジビエ」をテーマに、革製品とその動物のつながりと営みを感じられる企画を行います。
 
狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味するジビエ。
ジビエ料理は広がってきていますが、その副産物である皮はほとんどが廃棄されています。
Six coup de foudreの高見澤篤さんは10年以上前から、この皮を活用したものづくりを続けてきました。
日本各地の猟師と直接つながり、狩猟された鹿、猪、熊など野生動物の食肉の副産物としての皮を譲り受け、鞣して「革」にして、バッグやポーチなどを作っています。
PINTでは、高見澤さんの製品は主に一頭買いで展開してきました。鹿革(鳥取若桜町、北海道十勝など)が多く、今は7頭目。

今回はこのイベントに合わせて特別に、滋賀県東南部にある日野町の害獣駆除により狩猟された鹿の革を使って受注会を行います。
今年7月に狩猟された鹿2頭の皮を、高見澤さんのパートナーのタンナー(皮革の鞣し・加工の工場)にお渡ししてタンニンで鞣し、鉄媒染とヌメの2種類の革を作りました。受注会の日は、東京から高見澤さんがお越しくださり、この2枚の革を展示し受注会を行います。実物の革を見ながら、バッグやポーチ、ケースなどお好みの型を選んでいただき、革のこの箇所を使いたいなど、そういった希望も承ります。

この滋賀県の猟師は、月麦の音(つむぎのおと)のこだまさんからのつながり。滋賀県を拠点にする月麦の音で、地元の鹿肉を料理に使う取組みを始めたと聞いたのは昨年のこと。今回はその猟師さんに依頼して、通常は肉のみで廃棄する皮をタンナーに送ってもらい、革にすることができました。

この革の受注製作だけではなく、革の源に遡り、同じ猟師、同じ地域で獲られた鹿肉を使った料理をお召し上がりいただけます。1週目はランチ、2週目はディナー。

鹿の命。肉を食べ、皮は鞣して革にして、使う。命を全ていただく。感じる。
そんな、当たり前だけれど、今、普段は見えにくくなっていることを体感できる機会ができたらと企画しました。
11/4(土)5(日)は高見澤さんが在店し、本イベントのために滋賀県日野町の猟師よりいただいた鹿皮を鞣して作った革でオーダー会を行います。

一頭買シリーズ(蝦夷鹿・黒染)、普段扱っていない一点物もご用意してあり、これらは即売可能な商品です。

▼滋賀県日野町鹿革の受注会

11/4(土)11:00-17:30(17:30からディナーイベントのため。ディナー予約のお客様は食事後にも対応可)
11/5(日)11:00-19:00

Six coup de foudre(シス クー・ド・フードル)高見澤 篤さんが在店します。
革は、2023年7月に滋賀県日野町の害獣駆除により獲れた2頭の鹿。
この鹿皮をタンニンで鞣し、鉄媒染とヌメ、2枚の革をご用意しています。
実物の革を見て、どの部位を使うか、どの型を作るか、高見澤さんに相談してオーダーいただけます。
予約は不要ですが、革は2頭で限りがあり、革の中の使用部位も受付順になります。

後日、完成後お渡しとなります。
お渡し方法:恵文社/ PINT / 配送